メタゲーム分析とか難しいことは Reid Duke 先生にやってもらおう!
という訳で、channels の記事から(いつもの)
https://www.channelfireball.com/articles/the-state-of-legacy-august-2018/

Leovold が刷られたり、独楽が禁止になったり、前回の禁止改定があったりと、ここ 2年大きな動きがあったレガシー界隈。実際、今、どうなってるの?というわけで Duke 先生の分析がこちら。

[コンボ]
メジャーどころはリアニメイトとスニークショー
ANTは、長年使用しているエキスパートが使い続けている様子。
・リアニメイト
サイドボード後、信頼性のあるプランが用意出来ないことがネック。
使う側はメインをしっかりとって、サイド 2戦を何とか戦いぬくこと。
リアニメイトを相手にする側は、細心の注意を払って対処すること。
瞬唱の魔道士を入れている場合はサージカルを 3 。瞬唱がいない場合は墓地対策専用のカードを4から5枚とること。望ましくはそのうち一枚以上が一マナ以下のカードであること。

・スニークショー
リアニメイトより速度は遅いが、サイド後も安定して戦うことができる。
ショーテルかスニークアタックを通せばよく、サイド後も相手のサイドボードカードに対処する手段がある。
対スニークショーカードとしては封じ込める僧侶が効果的だが、スニークショー側にも回避する方法がある。

[デルバー]
デスライト亡き後、3種類に大別。
・ティムール
・ジェスカイ(パトリオット) or UR(PoP入り)
・グリクシス

ティムール、パトリオット(デルバー+石鍛冶)に関しては基本的なデッキの説明。

グリクシスに関しては、思考囲いをとる人もいれば、ピアスかスタイフルをとる人もいるとのことなので、囲い・ピアス・スタイフルが枠を争っている感じなのだろうか?(使ってないからわかりません!)

[エルドラージ]
現環境ではベストなデッキなのでは?とのこと。
理由は以下の 2 つ。

1:虚空の杯(以下、割愛)
2:マナベース
マナベースに関しては、豊富な2マナランドに加えて不毛の大地、カラカスなどの対処札を積める上、コントロール泣かせのサーチカードであるウギンの目を入れることが出来る。
(事故らぬ、妨害札あり、ロングゲームに強い)

[コントロール]
ざっくり 2 種類がメジャーどこ。
・グリクシスコントロール
速度は遅いけど、相手のデッキを弱体化させる力は目を見張るものがある。
渦巻く知識や思案は1から2枚のアドバンテージを稼いでくれるし、コラガンの命令は多くの問題を解決してくれる。(特にチャリス)
瞬唱+コラガンは、レガシーでも強力。
レガシーのフェアデッキのポイントは、グリクシスにしろスゥルタイにしろ黒ダブルが出せるまで黒に寄せるかどうか。
黒ダブルが出るまで寄せるとマナベースに負担がかかるが、ヒム・ラスアナ・湿地での被災のように勝率を引き上げてくれるカードを積めるようになる。
ただ、速度が遅いこととイージーウィンがないことからレガシーでも独特の構成になる。

・ミラクル
独楽亡き後も活躍。
基本地形が多いので、土地対策用の血染めの月や基本に帰れがとりやすい。
また、長期に渡ってアドバンテージを獲得できる相殺やアズカンタの探索が搭載されている。

[デスタク]
エルドラージもそうだが非青のデッキは、ドローが噛み合わない恐れがある。
ただサリア+カラカスの組み合わせや、他の対コンボ用のクリーチャーのお陰でコンボに強く、石鍛冶パッケージのお陰でフェアデッキにも強い。
バイアルからインスタントタイミングでフリッカーやリクルーターをインスタントタイミングで出す動きは、慣れた人がよくやって来るので注意。

[総括]
レガシーでベストな方法は、特定のマッチアップを取ろうとするのではなく、自分のデッキを使い込んで未知に備えること!

[注目カード]
対エルドラージ
・一マナよりマナコストの高いカードをつかう
・強い地上クリーチャー:タルモ、死の影
・罠の橋、Moat (アタック禁止!)
・血染めの月、基本に帰れ (土地対策)

対グリクシスコントロール
クリーチャーとスペルを抜いてアドバンテージを取れるパーマネントを入れる。
・森の知恵、アズカンタの探索、罰する火、壌土からの生命

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